故障の原因で最も多いものは何?機械式時計を扱う際の注意点

堅牢性の高い機械式時計も、実は…

高級品のシンボルとも言える機械式時計。独特の風合いと存在感で多くの人を魅了してきましたが、微細な部品の集合体でもあるため、大変故障しやすい機械であるとも思われてきました。一方で昨今は様々な技術の向上によって、耐衝撃性や耐水性を高めた堅牢性の高い機械式時計が多く販売されるようになり、こうした認識もだいぶ薄れてきました。

しかし、だからと言って機械式時計が故障しないわけではありません。依然扱い方を間違えば簡単に壊れてしまうデリケートさがあるため、どういった点に注意しておかなければならないのかを把握しておくことは重要です。

機械式時計を最も故障させたものとは?

時計業者や職人のもとには多くの故障した機械式時計が持ち込まれますが、その中で現在故障原因として最も多いのが『水』です。「最近の機械式時計はどのモデルでも防水性能付きなのに、何故水で故障するの?」と疑問に思うかもしれません。30気圧防水以上のダイバーズウォッチは本来浸水の危険性はありませんが、例えば手につけた機械式時計のリューズを起こしたまま水道の水で手を洗ったりすると、ダイバーズウォッチでも簡単に浸水を起こしてしまいます。

故障の直接的原因は水ですが、浸水を起こす主因は機械式時計を扱う人の不注意だと言うことができます。最新モデルであろうとも堅牢性に驕ることなく丁寧に扱うことが、機械式時計にとって最も重要です。「過ぎたるは及ばざるがごとし」とも言いますが、機械式時計に限っては慎重になり過ぎるくらいが丁度良いでしょう。

オーデマピゲとは世界三大高級腕時計ブランドの一角で、複雑な機構を持ったムーブメントを使用していることで知られます。